おんなのこは世界にひとり。だから彼女は、かみさまだ。
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ホワイトアルバム2、完走しました。
予感通り、本作は自分が過去触れたどんな映画より、小説より、ドラマより感動した作品でした。しかも剣・魔法・奇跡・死の「飛び道具」無しで。作中に「狙った」ギャグパートは殆ど存在しない。愚直に、日常会話と心理描写が永遠と綴られている。
『テキストと、音楽と、絵によって恋愛を描き、感動させる。』
泣きゲー或いは純愛系AVGを上記のように定義するとしたら、本作は真っ向から「それだけ」を描いた「怪作」である。
本作を他者に広めたいという思いは強いが、AVG(18禁)の枠から外れるとこはできないだろうという思いは確信として自分の中にある。それは、言葉だけでは癒せない傷もあるし、肉欲に溺れることで崩れていく関係もある。それらを含めて「人の恋愛」であり、それら無しにホワイトアルバムは成立しないからである。
だから「エロ」を忌避する人も、その表層に惑わされずにこの「作品」を評価して欲しい。あなたが感じる「全て」を受け止めて欲しい。そして私は最後に質問しよう。
「この作品と知り合えて、良かったか?」と。
--------
【推奨攻略順】
小春→麻理→千晶(2回)→雪菜(True→Good)→かずさ(True→Good)
【参照HP】
http://maruta.be/gameuser/22
予感通り、本作は自分が過去触れたどんな映画より、小説より、ドラマより感動した作品でした。しかも剣・魔法・奇跡・死の「飛び道具」無しで。作中に「狙った」ギャグパートは殆ど存在しない。愚直に、日常会話と心理描写が永遠と綴られている。
『テキストと、音楽と、絵によって恋愛を描き、感動させる。』
泣きゲー或いは純愛系AVGを上記のように定義するとしたら、本作は真っ向から「それだけ」を描いた「怪作」である。
本作を他者に広めたいという思いは強いが、AVG(18禁)の枠から外れるとこはできないだろうという思いは確信として自分の中にある。それは、言葉だけでは癒せない傷もあるし、肉欲に溺れることで崩れていく関係もある。それらを含めて「人の恋愛」であり、それら無しにホワイトアルバムは成立しないからである。
だから「エロ」を忌避する人も、その表層に惑わされずにこの「作品」を評価して欲しい。あなたが感じる「全て」を受け止めて欲しい。そして私は最後に質問しよう。
「この作品と知り合えて、良かったか?」と。
--------
【推奨攻略順】
小春→麻理→千晶(2回)→雪菜(True→Good)→かずさ(True→Good)
【参照HP】
http://maruta.be/gameuser/22
【ここからネタバレ含む】
各話感想(攻略順)
【杉浦小春】
『義見てせざるは勇なきなり!』を地で行く突撃おせっかい娘でした。「小春希」のとおり主人公の投影として描かれていますが、主人公にはない「芯の強さ」がありました。他シナリオと比較しても主人公のフラフラが少ないので、そこも好印象でした。あとは小春と雪菜のシーン。二人ともええ子やなあ。。。
こういう性格の子はけっこうストライク。やっぱり頑張ってる子は最後には報われて欲しいです。後編からの新参者なのに最終的に周りの人との関係を傷つけずに主人公と結ばれるってのは、やっぱりこの子がずっと周りのために頑張ってきたからだなあと思った。
【風岡麻理】
なんだこの可愛いOLは・・・!
真面目で仕事バリバリのキャリアウーマン。頑張る子には目をかけてくれる。ああこういう上司に巡りあいたいッ!でも色恋沙汰になるとウブだったり照れ屋さんだったりで、なんて可愛い人なんだ・・・!っていうギャップ萌え。
麻理さんというキャラは良かった。シナリオも申し分ない。でも主人公がダメすぎた。逃げで性欲に走ったらいけないと思うんだ。どんなに苦しくても。まあそのおかげで雪菜が主人公を振るシーンと、ラストシーンがひかるわけですが。最後は完全に一本とられた。その発想はなかった。
【和泉千晶】
前編で大恋愛して「もう恋なんてしない」状態の主人公。なら心開くのは可愛い女の子でも格好良い女の子でもなく、友達のような女の子。。。うん、見事にハマりました。けっこう良いな、すごしやすいな、って思ってた。でも知ってしまった。自分が「氷の上」を歩いていることに。というわけで読み込みが浅かったのかもしれませんが、イマイチ好感度が上がらず。。。ギミックとしては良かったんだけど、もうちょっと感情移入できやすいシナリオだったらなあ。。。と思った。
【小木曽雪菜(True)】
最後は体でむりやり繋ぎ止めた感。故に主人公は手に入れたけど、かずさを手放さざるをえなかった。
【小木曽雪菜(Good)】
雪菜は、最後まで諦めなかった。主人公を励まし、かずさを説得し、自分を奮い立たせた。あの高校時代に戻るために。全シナリオでもっとも幸せなエンディングじゃないかと思います。一番響いたのは、かずさの吐露。
「怖い、怖いよ・・・雪菜ぁ。
消えたくない・・・でも残るのも辛い。
世界が壊されるのも、取り残されるのも嫌だ」
「なぁ・・・教えてくれよ、雪菜。
世界をけさないためにはどうすればいいんだ・・・?
世界がきえなかったらどうすればいいんだ・・・?」
「あたしを あたしを・・・
あたしを仲間外れにしないでくれよぉぉっ・・・!」
一番胸に響いた。だって、自分も同じことを叫んでいるから。
【冬馬かずさ(True)】
今思ったけど、『イリヤの空UFOの夏』。
誰が幸せかも分からない、そんなエンディング。でもこんな氷の砕け散ったようなエンディングが、綺麗だと思った。あのイベント絵はちょっと韓国ドラマの影響があるかもしれないけど、あの構図は感動した。あのシーンはあの構図でないとだめだ。
【冬馬かずさ(Good)】
Goodって呼べるかどうかも分からないけど。かずさが帰ってきたとき、主人公と雪菜は5年の歳月を重ね、想い合い、婚約していた。でも主人公とかずさは、愛し合ってしまった。だから、全てを捨てなければならなかった。否、全てから「捨てて」もらわなければ、ならなかった。雪菜からも。職場からも。一生涯の親友からも。
「全てを投げ打っても、君の事を愛すよ」その言葉の、なんと甘美なことか。なんと困難なことか。
元々かずさ派ということもあるけど、全シナリオ中最高のロマンあるエンドじゃないかと思う。自分じゃ絶対できないけど、だからこそ憧れる。そう言ってもらうことに、憧れる。
最後のシーンに関して。あのメッセージの意味は何かと考えると、『和解』じゃないかと思います。あの動画は主人公とかずさに宛てることが明確でありながら、誰一人として険悪でなかった。そして奏でられる「Powder Snow」。それは恋愛を「思い出」に変える曲。「I still love you.(あなたたちを今でも愛してる)」という歌詞(メッセージ)と共に。
【心に残った曲(WAリメイク版)】
・あの頃のように
・FILL YOU
・POWDER SNOW PIANO
【心に残った曲(新作)】
・幸せの記憶
・Snowfalls
・優しい嘘
・愛する心
各話感想(攻略順)
【杉浦小春】
『義見てせざるは勇なきなり!』を地で行く突撃おせっかい娘でした。「小春希」のとおり主人公の投影として描かれていますが、主人公にはない「芯の強さ」がありました。他シナリオと比較しても主人公のフラフラが少ないので、そこも好印象でした。あとは小春と雪菜のシーン。二人ともええ子やなあ。。。
こういう性格の子はけっこうストライク。やっぱり頑張ってる子は最後には報われて欲しいです。後編からの新参者なのに最終的に周りの人との関係を傷つけずに主人公と結ばれるってのは、やっぱりこの子がずっと周りのために頑張ってきたからだなあと思った。
【風岡麻理】
なんだこの可愛いOLは・・・!
真面目で仕事バリバリのキャリアウーマン。頑張る子には目をかけてくれる。ああこういう上司に巡りあいたいッ!でも色恋沙汰になるとウブだったり照れ屋さんだったりで、なんて可愛い人なんだ・・・!っていうギャップ萌え。
麻理さんというキャラは良かった。シナリオも申し分ない。でも主人公がダメすぎた。逃げで性欲に走ったらいけないと思うんだ。どんなに苦しくても。まあそのおかげで雪菜が主人公を振るシーンと、ラストシーンがひかるわけですが。最後は完全に一本とられた。その発想はなかった。
【和泉千晶】
前編で大恋愛して「もう恋なんてしない」状態の主人公。なら心開くのは可愛い女の子でも格好良い女の子でもなく、友達のような女の子。。。うん、見事にハマりました。けっこう良いな、すごしやすいな、って思ってた。でも知ってしまった。自分が「氷の上」を歩いていることに。というわけで読み込みが浅かったのかもしれませんが、イマイチ好感度が上がらず。。。ギミックとしては良かったんだけど、もうちょっと感情移入できやすいシナリオだったらなあ。。。と思った。
【小木曽雪菜(True)】
最後は体でむりやり繋ぎ止めた感。故に主人公は手に入れたけど、かずさを手放さざるをえなかった。
【小木曽雪菜(Good)】
雪菜は、最後まで諦めなかった。主人公を励まし、かずさを説得し、自分を奮い立たせた。あの高校時代に戻るために。全シナリオでもっとも幸せなエンディングじゃないかと思います。一番響いたのは、かずさの吐露。
「怖い、怖いよ・・・雪菜ぁ。
消えたくない・・・でも残るのも辛い。
世界が壊されるのも、取り残されるのも嫌だ」
「なぁ・・・教えてくれよ、雪菜。
世界をけさないためにはどうすればいいんだ・・・?
世界がきえなかったらどうすればいいんだ・・・?」
「あたしを あたしを・・・
あたしを仲間外れにしないでくれよぉぉっ・・・!」
一番胸に響いた。だって、自分も同じことを叫んでいるから。
【冬馬かずさ(True)】
今思ったけど、『イリヤの空UFOの夏』。
誰が幸せかも分からない、そんなエンディング。でもこんな氷の砕け散ったようなエンディングが、綺麗だと思った。あのイベント絵はちょっと韓国ドラマの影響があるかもしれないけど、あの構図は感動した。あのシーンはあの構図でないとだめだ。
【冬馬かずさ(Good)】
Goodって呼べるかどうかも分からないけど。かずさが帰ってきたとき、主人公と雪菜は5年の歳月を重ね、想い合い、婚約していた。でも主人公とかずさは、愛し合ってしまった。だから、全てを捨てなければならなかった。否、全てから「捨てて」もらわなければ、ならなかった。雪菜からも。職場からも。一生涯の親友からも。
「全てを投げ打っても、君の事を愛すよ」その言葉の、なんと甘美なことか。なんと困難なことか。
元々かずさ派ということもあるけど、全シナリオ中最高のロマンあるエンドじゃないかと思う。自分じゃ絶対できないけど、だからこそ憧れる。そう言ってもらうことに、憧れる。
最後のシーンに関して。あのメッセージの意味は何かと考えると、『和解』じゃないかと思います。あの動画は主人公とかずさに宛てることが明確でありながら、誰一人として険悪でなかった。そして奏でられる「Powder Snow」。それは恋愛を「思い出」に変える曲。「I still love you.(あなたたちを今でも愛してる)」という歌詞(メッセージ)と共に。
【心に残った曲(WAリメイク版)】
・あの頃のように
・FILL YOU
・POWDER SNOW PIANO
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・幸せの記憶
・Snowfalls
・優しい嘘
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深影(みかげ)
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深 影:AB
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黒鴉の魔女:狼
影の書:皿
星詠の書:WL
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