おんなのこは世界にひとり。だから彼女は、かみさまだ。
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遠野深影(2X歳、ロリ婚)がギャルゲーを熱く語る!
というわけで。(どんなわけだ。)ギャルゲーの記号化・量産化が激しい今日この頃。自分の琴線に触れた作品を堂々と開示してみる試み。
■人生観を変えた作品~クラナド・智代アフター~
クラナドは人生。「恋」を扱った作品は数多くありますが、「愛」を正面切って扱った作品は少ないのではないでしょうか。家庭をもつとか、働いて家庭を支えるってどういうことなのかなとか、ちょっと考えさせられます。そこには、恋にはない辛いことや苦しいことがあり。自分の力では抗えない力に打ち負かされ。そういうの、めんどくさいじゃん。一人で旅した方が楽じゃん。でも、それでも手を離さないと思える人に、巡り合えると良いですねぃ。
んで、一つ質問なんですけど、皆さんは何のために生きてますか?死んだら極論的には何も残らないわけですよね。教科書に名前載ってる人は生きた証を刻みつけたっていえますけど、平凡な自分らはどうなんでしょか。私事になりますが、数年前友人が他界しまして。ものすっごい馬鹿なやつで、バカなやつだったんですけど、通夜に行ったらものすごい人の数で、皆泣いてました。自分は正直なところを吐露すると、その友人に対して若干見下した感情が暗い所にあったことは否定しないんですが、その時にふっと思いました。「自分が死んだとして、果たしてどれだけの人が泣いてくれるだろうか」と。きっとそれでその人の価値みたいなのが決まると思ったんです、自分は。だから泣いてくれる人を作っています。数は問題じゃない、自分が死んだときに、涙が枯れて気が狂うくらい泣いてくれる人が欲しい。そのために人生を捧げるなら、まあ悪くない人生なんじゃないかな、と思っています。極論ですけど、死ぬために生きてるんですね…
萌えの話は記号化なのでしないでおこうと思ったんですけど、智代は嫁なので特別に。超簡単に説明すると、智代のお話は文武両道バリバリの智代と出来損ないの主人公のお話。一時は付き合うんですけど、お互いの住む世界が違う…というか、主人公は自分と付き合ってるせいで智代の足を引っ張っている、もっと高みへ行けるのに自分のせいで行けない、と気づきます。そして彼の取った行動は、別れでした。半年後。智代は自分に課せられた職務を全うし、主人公もなんとか就職という最低限のタスクを終えます。そして、再会。智代は高みを全て捨てて主人公を望み。主人公は今度はその高みから逃げずに、智代と向き合います。ハッピーエンド。
これ、自分にとってのIF悪夢なんですよね。頑張ってる子とかキラキラしてる子(NOT渋谷系)が好きなんですけど、自分が足手まといとか許せないです。いちおう世間レベルで言えば「そこそこ出来る」レベルの学業は修めてると思うのですが、原動力はそこらへんにあったり。あ、原動を意識したときに本作はなかったですけど。んなわけで、本作は「もし自分に一緒にいるだけの力さえなかったら」という悪夢のシナリオであります。そんなの自分は耐えられない。だから日々頑張る。
■芸術の極致~ef~
新海さん(背景画)神すぎるだろ。天門さん(音楽)神すぎるだろ。あ、監督の御影さんは自分ではありません。こんなに綺麗に空を描く人を、自分は知らないです。音楽はとりあえず『Euphoric field』聞いてみて下さい。1000字語るより10秒のイントロ。新海さんは「時をかける少女」とか「秒速5センチメートル」の監督さん。5センチメートルは良かった。なんといっても主人公の壊れていく様が。そして最後には結ばれないのが。人生を冷徹に分析していくとああなるから、きっと深く「見ない」方がいいんだろうなあ。でも見てしまうという。
あ、efの話。5人の女の子が出てきて、それぞれ物語をもってるんですが、自分の好みは景(頑張ってる子!)、小さな綺麗な物語が千尋、人生への質問を投げかけるのが優子、という感想です。んで、その質問なんですが…ゲームの構造核にふれまくりなのでお話しできません(泣)ただ自分から言えることは、人生の中で、もしそうなった時の対処法を見つけておいて欲しいということです。その時になって、心が壊れてしまわないように。
■原始の海~Kanon~
この世界の入口がKanonでした。音楽と文学を融合させるってのは今まで体験したことがなくて、とても鮮烈でした。文章の方はヒロインのキャラクターを引き立てる物語を用意し、恋愛と結びつけて進行させるというギャルゲーの原始的なスタイル。BGMは舞台の情景に各々ぴったりあうBGM。この主題が「季節」「情景」というコンセプトのはっきりした点が高く評価される原因ではないかと。例えば、ひとくくりに「冬」といっても「朝一番にカーテンをあけた時の清々しい雰囲気→朝影」「夜の寒さと静謐→pure snow」とか。こういうちょっとしたニュアンスの違いってのは、四季の移り変わりを感じれる日本だからこそ生まれたんじゃないかなーとか。
というか、「やられたらやりかえすぜドチクショー!」ってしてたらマコピールートに入ってて、ただどうしようもなくて、悲しくて「物見の丘に残る」を選択したらHシーンに入ってた。いあ、エロいらねえっす!ちなみに自分は舞好き。
■孔明
ふ…これでE氏やK氏は俺も俺もとブログ書いて今週の作戦書を疎かにするに違いない。戦わずして勝つ!
■追伸
CLANNADの『もうひとつの世界-杏編-』を見てたんですけど、
・・・あれ?もしかして自分行ってたD高校じゃね??
そ、そんなわけないよね、ハハ、ハハハ・・・
いやでもあの一階が無い建物と渡り廊下の配置は同じ建物があるとは思えない。。。しかも京アニ、京アニだろ?・・・んであの校風だろ・・・いあ自分とこは私服だったし・・・
と思ったら聖地特定されてて、しかも違う学校だった。ぷっぷー(AA略
くりゅ氏のとこにBGM十選なるものが書かれていたので。
-----BGM編----
『Z・E・R・O』ひぐらしのなく頃に
『采配をふるう者』うたわれるもの
『神薙』Air
『夏影』Air
『pure snow』Kanon
『それは風のように』CLANNAD
『love song』CLANNAD 智代アフター
戦闘BGMはノリが良いので好きです。
ひぐらしは煉獄小僧さんが好み。主旋律がしっかりして、アップテンポなので。
Keyはやはりというか、神BGMに恵まれていると思います。
そういえば久石譲のSUMMERと、Airの夏影と、ひぐらしのyouはかなり似ていると思うんですけど
気のせいじゃないですよね。
ROではジュピDと生体DのBGMが好きです。街BGMは時計がガチ。
-------歌編-----
『青空』Air
『恋』奥華子
『せつなさより遠くへ』SIAM SHADE
『Rusty Nail』X-JAPAN
『colorless wind』sola
『敏感な風景』sola
『euphoric field』ef-the fairy tale of the two-
『Hello,again』MY LITTLE LOVER
『メロディー』Symphonic Rain
『水の証』ガンダムSEED
アップテンポなPOPSも好きなんですけど、弦楽器の綺麗な曲が好きです。
euphoric fieldとかcolorless windとか。
あとは水の証や敏感な風景にあるような深みのある水音?
自分は歌は歌詞の重要さがだいぶん占めるので、恋歌とかは歌詞に共感しないとランクインしません。
奥華子さんの曲は…かなり、泣ける。
あ、男声では小田和正さんが好きです。
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