おんなのこは世界にひとり。だから彼女は、かみさまだ。
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21日にくも膜下出血のため76歳で亡くなった女優の南田洋子(みなみだ・ようこ、本名加藤洋子=かとう・ようこ)さんの葬儀・告別式が30日、東京都港区芝公園の増上寺で営まれた。夫で俳優の長門裕之(75)は「凄い喪失感と失恋を久々に味わわせていただいた」と未練をにじませながら、「俺(おれ)の人生、充足感があったと胸を張れる」と納得の表情で48年間の結婚生活に別れを告げた。
南田さんが荼毘(だび)に付された直後の午後4時すぎ。長門が静かに口を開いた。「洋子は頼みもしないのに自由と開放をくれた。その見返りとして喪失感と失恋を与えてくれた」。喪服には南田さんを焼いた時の灰がついたままだった。(朝日新聞より)
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今日TVでやっていまして。南田さんがまだ意識がはっきりしていた頃、南田さんと長門さんの間で「70にもなると人生の終わりから逆算できる年頃になるよね」と話題が挙がり。長門さん曰く、
「洋子が死ぬ時に、『アンタのおかげで、人生幸せだったよ』って言ってくれたら、俺の人生は一段落できる。そこから次の人生が始まる」
いあ、言いたいことはまんまコレなんですけどね。
結局、自分の人生って、他人からの評価で意義が有ったかどうか決まると思うんですよ。いあ、我思う故に我あり!みたいな人もいるとは思うんですが。自分が外界に対して何もプラスを生み出さなかった場合、その人生って無価値だと思うんですね。生きている限り何かしら消費してるのに、それに見合う物を生み出さないなら、社会にとって害悪じゃないかと。(姥捨て山を支持してるわけじゃないですよ、人生トータルでの計算ってことで)んで、自分が自分に対する評点ってどうとでも加味できるじゃないですか。そんなあやふやな採点基準はアテにならんなあと。じゃあやっぱり、他者からの評価が一番信頼高いんですよね。
んじゃ、何をなしとげれば大きなことをしたと言えるか。発明?財産?それもあると思うけど、自分は「人を幸せにする」ことが一番大きなことなんじゃないかと考えました。んで、皆一度きりの人生の最後に、「貴方のおかげで幸せだった」って感謝されたら、そこまで積み立ててきたどんな苦労も犠牲も、やってきた価値があるんじゃないかと思えたんです。だから目標は多数じゃなくて、ひとり。
自分は最高に無価値だと突き詰めた果て、その最強の反証を求めた結果、これにいきつきました。
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